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TBSの「モニタリング」がおもしろい! [教育]

きのう(2/25)のモニタリングが面白かった。

特に、「とつぜん息子・娘が芸能界に入りたいと言い出したら父親は許すのか。」というコーナー。

最初の親子は公務員の父に就職が内定した息子。息子がとつぜんお笑い芸人になりたいと言い出し、すでにオーディションにも合格したと契約書にサインをしてくれと頼む。
 公務員という仕事柄、父親は許さないだろうと予想された。「小さい頃からの夢ならわかるが、そんなこと今まで聞いたことがない。一過性のもんだろう。」と父はさすがによく見ている。息子は、「とにかくびびらない松村です。」とか言って、完全に「安村」のパクリでネタを披露。父親は「見たくない、見たくない」と拒否するが、息子は平然とネタをやり続ける。「それ、パクリだろう。それに面白くないからやめろ!」と言うかと思いきや、「けっこう面白かった。」らしい。最後には「それがおまえの夢なら。」と芸人になることを許す。

 次の親子は仲のいい父と娘。大学に入ったばかりの娘が芸能プロダクションにスカウトされ、プロダクションの男が自宅に契約書をもっていくる。仕事はグラビアだと聞かされた父親の顔が曇る。さらに、橋本マナミが登場。父親を説得するための登場かと思いきや、「かなりきわどいこともします。」と自身の写真集を見せ、追い打ちをかける。これには笑えた。この父親も最終的には娘がそう望むならとあっさりオッケイ。最後は「どうせこれ、あっちからカメラでも出てくるんじゃないの?」とモニタリングであることを当てた。モニタリングはよく見ているらしい。

 ふたりの父親とも意外にあっさりと子どもの要求を承諾し、「子どもの夢のためなら。」と、子どもの意思を尊重する態度には感動するものがあった。
 
 しかしだ。番組が終わってヨガをしていたら、妙な感情がわき上がってきた。
 そう、「ものわかりがよすぎる。」

 ひとりくらい、「ばかもん!(波平調)」と怒鳴るおやじがいてほしかった。「芸能界はそんなにあまいところじゃない! 世間をなめるのもいいかげんにしろ!」と叱責する父親。

 カミナリおやじは今や化石になりつつあると思ってはいたが、このモニタリングでそれがはっきりした。世の父親は、「ものわかりのいい父親」、そして親子は「おともだち」なのである。

 僕は、「ともだち親子」はうらやましいと思う。ただ、いつでも「おともだち」でも困る。時には「がんこ親父」になることがあってもいい。そんな親父を受け入れる子どもに育てたい。
 今、4歳になる娘がとってもかわいい。その娘がいろいろ甘えてくる。「いいよ、いいよ。」とついつい言ってしまうが、心を鬼にして、「だめだ!」というときもある。
 つらいんだな、これが・・・。

 父親は、「嫌われ役」です。耐えるべし!

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