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若者の恋愛離れ? それはいかん! [教育]

【交際相手不要? 若者の恋愛離れ】というブログを読んだ。

恋人がほしいーそう思う若者が激減した。

男性 2000年 91,6→(今年)63,8
女性 2000年 88,5→(今年)64.2

この数字が本当なら大問題だ。

理由として
1 恋愛が面倒
2 趣味に没頭
3 仕事に没頭

このような若者が増えた原因として、
1 バーチャル化による未成熟
2 親ラブ族の増加
3 非正規雇用の増加
を専門家はあげている。

どれも正解だと思うが、他にないか考えてみた。

1 男女の「らしさ」の消滅
 若者が、恋愛しない理由に「面倒」と答えていることから、「恋愛」に対する概念が変わってきている。個性尊重から、「男らしさ」「女らしさ」を尊ぶ社会観念が消え去り、男女の差異はなくなりつつある。同性同士の婚姻も認められるようになった。このような社会では、人間の根本にある「リビドー」というもの、つまり「性的欲望」が抑制されたのではないか。

2 結婚以外の快楽
 「人が生きていく上で、結婚は大事なものだが、しかし人生それだけではない。」という価値観は、今や誰もがもっている。世の中おもしろいものが多すぎて、恋愛や結婚よりはるかに楽しいものがある。ゲームにしても仕事にしても、現代人は性的快楽以外の快楽を享受できるようになった。これはある意味、喜ばしいことである。
 恋愛しない理由に、「仕事」「趣味」をあげるのは至極自然なことだ。

3 情報氾濫と欲求処理
 恋愛を語るうえで「性」の問題は欠かせない。
 「性的欲望」、つまり「やりたい!」という欲求も、今や本物の人間でなくても、様々な代替物によって処理できる時代になった。「性具」といわれるものは、本物以上に気持ちよかったりする。
 性に関する情報も、恋愛・結婚に関する情報も、巷にはあふれすぎて、若者は食傷気味になっているのではないか。
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 記事は、若者が恋愛・結婚できる社会作りをしていこうと締めている。
 そのことに関して異論はない。
 ただ、制度をいくら改善しても、肝心の若者の心に「意欲」がなければ意味がない。
 意欲が制度によってはぐくまれるとは思えない。

 男女に性差はあり、「らしさ」はある。男女はそれぞれ違う。
 男と女がそれぞれの個性をのばし、その個性にお互いが引かれ合う。
 「恋愛」の根本はそこにあると思う。
 



 

  
 

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